★第十五話★ ムサシには、ずっと心に引っかかっていることがあった。   何故あの時、   ボロットはユカちゃんをトラックから守ったのだろう。   そんな機能をつけた覚えもないし、プログラムも […]

★第十四話★ ムサシ、ユカちゃん、ボロット。   三人でとある場所に来た。   そこは   「星の見える丘」     今日も星が綺麗だ。   ここは、ムサシが結 […]

★第十三話★ 日を追うごとに、ボロットの動きが鈍くなってきた。   違和感を感じたユカちゃんは、ムサシに問いかけた。     「ねえ。ボロットの調子が悪いみたいなの。診てあげて。」 &nbs […]

★第十二話★ ムサシの最後の贈り物。 独自開発していた言語システムは、ボロットとユカちゃんがより一層仲良くなれる要因にもなった。   簡単なあいさつ程度しか伝えることが出来なかったが、それだけで十分だった。 & […]

★第十一話★ ムサシはユカちゃんにボロットを見せた。     ユカちゃんは、見た目が変わってしまったボロットに関して、悲しむどころか、むしろ大喜びしてくれた。   「ありがとう！ボロット、カ […]

★第十話★ 家に到着すると、ムサシはすぐさまボロットの修復作業に取り掛かった。   ボロットはあらゆる箇所が損傷しており、修復するまで長時間かかった。   ムサシは休むことなく作業を行ったが、結果的に […]

★第九話★ ユカちゃんは間一髪で助かった。   だが、ボロットはトラックに轢かれ、壊れてしまった。     泣きわめくユカちゃん。     たかる野次馬をよそに、偶然その […]

★第八話★ 公園に着くと、同級生が数人で遊んでいた。 しばらくすると、一人の子がユカちゃんに気付いて声をかけた。   「ユカちゃん、それ何？」 「うちにもロボットが来たの！名前はボロットって言うの♪」 &nbs […]

★第七話★ ボロットが家に来てから、ユカちゃんは毎日楽しそうだった。   ある日、ユカちゃんはどうしてもボロットを皆に見せたくて、一緒に公園へ行きたいと言い出した。   ムサシは少し心配だった。 &n […]

★第六話★ 数日後、ロボットが動くまでに修復させることに成功した。   ムサシは、このロボットに名前を付けた。   見た目はボロボロだけど、気持ちを込めて修復したこのロボットを、 「ボロット」と呼ぶこ […]